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《A東北地方》

【龍飛埼灯台】

龍飛埼(たっぴざき)灯台
(日本灯台50選)




●航路識別番号:1501 [F6602] ●位置:北緯41度15分30秒
    東経140度20分33秒
●所在地:青森県東津軽郡 ●塗色・構造:白色 塔形 コンクリート造
●レンズ:第3等大型フレネル式 ●灯質:群閃白光 毎20秒に2閃光
●実効光度:470,000 cd ●光達距離:23.5海里(約 44 km)
●明弧:29度から280度まで ●塔高:13.72 m (地上 - 塔頂)
●灯火標高:119 m (平均海面 - 灯火) ●初点灯:1932年7月1日
●管轄:第二管区海上保安本部
津軽海峡に突き出た津軽半島の先端、竜飛崎(龍飛崎・竜飛岬)は、襟裳岬などと並ぶ国内有数の強い風の吹き荒れる地として知られる所です。年平均風速が10メートルを超えるというデータもあり、体が飛ばされそうな強風が一日中吹き付けている日もざらで、冬でも強い風のために雪が吹き飛ばされてしまうのであまり積もることもないというほどです。龍が飛ばされるくらいの風が吹く、というのがそもそもの地名の由来とのことです。太宰治の小説や、「北のはずれ」と歌われる石川さゆりの歌のイメージで、寒くてさみしい場所という印象もありますが、それでもお天気の良い日には、津軽海峡の向こうに北海道・函館も見え、開放的で気持ちの良い場所です。もちろん、風吹きすさぶどんよりとした曇り空の日は、荒涼とした物哀しい空気が流れているのも否めないですが、それはそれで雰囲気があっていいものです。そんな竜飛崎に立って、津軽海峡を照らしているのが龍飛埼灯台です。1932年(昭和7年)に完成した高さ約14m(海面から灯火までの高さ119m)の灯台です。光度はおよそ47万カンデラ、光達距離は23.5海里(約44km)です。雨の日も風の日も海を照らし、津軽海峡を航行する船の安全を守っていて、日本の灯台50選の一つでもあります。

龍飛埼灯台(2009年05月撮影)






































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