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《一般灯台》

爪木埼(つめきざき)灯台




●航路識別番号:2441 [F6296] ●位置:北緯34度39分31秒
    東経138度59分13秒
●所在地:静岡県下田市 ●塗色・構造:白色 塔形(円形)コンクリート造
●レンズ: ●灯質:単閃白光 毎4秒に1閃光
●実効光度:15000 cd       ●光達距離:13.5海里(約25km)      
●明弧:180度〜62度 ●塔高:17.3 m (地上・塔頂)
●灯火標高:37.8 m (平均海面 - 灯火) ●初点灯:1937年4月1日
●管轄:第三管区海上保安本部 下田海上保安部

爪木埼灯台は、伊豆半島の東海岸から突き出た須崎半島の東南端にに立つ白亜の灯台です。周辺は、富士箱根伊豆国立公園に属する景勝地で、スイセンの群生地としても有名です。この灯台は、1937年(昭和12)4月1日に設置、初点灯された白色塔形(円形)コンクリート造りで、難所である伊豆半島沖から相模湾に入る船舶の航行安全を確保するために設けられました。灯塔高(地上から塔頂まで)17.3m、標高(平均海面〜灯火)37.8m、光度15000カンデラ(実効光度)、光達距離13.5海里(約25km) です。灯台周辺からの見晴らしは良く、晴れていれば、伊豆七島の大島、三宅島、利島、新島、神津島などを望むことが出来ます。


爪木埼灯台(2014年05月撮影)








































佐渡大崎灯台




●航路識別番号: ●位置:北緯38度05分47秒
    東経138度14分58秒
●所在地:新潟県佐渡市北狄 ●塗色・構造:白色 塔形
●レンズ:FlW6S ●灯質:単閃白光 毎6秒に1閃光
●実効光度:110,000 cd ●光達距離:16海里(約 30 km
●明弧:21度から213度まで ●塔高:10 m (地上・塔頂)
●灯火標高:31 m (平均海面 - 灯火) ●初点灯:1964年4月5日
●管轄:新潟海上保安部
世界一の峡湾美として名高いノルウェーのハルダンゲル峡湾に勝るとも劣らないことから、その名を直訳して「尖閣湾」の名前が付けられました。「尖閣湾」は、粗削りの絶壁と岩礁からなる約2キロメートルの海岸線で、一部は海中公園にも指定されています。揚島遊園の奥には大崎灯台があり、この間に架かる「遊仙橋」は、映画「君の名は」の舞台となったことから別名「真知子橋」とも呼ばれています。この辺一帯の海中公園は、海中透視船からみることができ、岩と岩との間をすり抜けるようにして海中散歩が楽しめます。この施設には水族館もあり、遊泳中のイカなども見ることができます。尖閣湾を海中透視船・遊覧船で巡るための船の発着は、「達者」からも出ています。達者は、夏海水浴客でにぎわう場所としても知られています。ここ尖閣湾では大佐渡の沖合いに航行する船舶や幻想的に漁火で操業するイカ釣り漁船の安全を確保する為に灯台が建てられました。点灯は、1964年4月5日でした。佐渡の最高の景勝地にある灯台と言えます。

佐渡大崎灯台(2009年09月撮影)




















樫野埼灯台




●航路識別番号:2889 [F5998] ●位置:北緯33度28分17秒
    東経135度51分43秒
●所在地:和歌山県
 東牟婁郡(ひがしむろぐん)串本町
●塗色・構造:白色 塔形石造
●第2等フレネル式レンズ ●灯質:群閃白光 毎20秒に2閃光
●実効光度:530,000 cd ●光達距離:18.5海里(約34km)
●明弧:109度から33度まで ●塔高:14.6 m (地上 - 塔頂)
●灯火標高:47 m (平均海面 - 灯火) ●初点灯:1870年7月日
●管轄:第五管区海上保安本部
「日本の灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンが日本で最初に設計し、1870年7月8日に初点灯した日本最初の石造灯台です。また1886年6月25日(慶応2年5月13日)アメリカ、イギリス、フランス、オランダの4ヶ国と「改税条約」(別名:江戸条約)を締結。この条約によって建設することを約束した8ヶ所の灯台(観音埼、野島埼、樫野埼、神子元島、剣埼、伊王島、佐多岬、潮岬)の一つです。これらを条約灯台とも呼にます。日本最初の回転式閃光灯台でもあり、その初期の建物が現存しています。エルトゥル号遭難(1890年9月16日)の場所としても知られる樫野埼に建つ白亜の無人灯台で、灯台内部へは入れないが外部階段から灯台に登ることができます。吉野熊野国立公園エリアにあり、南紀の素晴らしい景観を一望できます。灯台の周囲には、明治初期に灯台技師のイギリス人が植えた水仙が群れ、また「エルトゥール号遭難慰霊碑」が徒歩圏内にあります。

樫野埼灯台(2014年07月撮影)



























鴛泊灯台




●航路識別番号:0523 [F6915] ●位置:北緯45度14分47秒
    東経141度13分53秒
●所在地:北海道利尻郡利尻富士町 ●塗色・構造:塔形(四角形) コンクリート造
●レンズ: ●灯質:単閃白光 毎15秒に1閃光
●実効光度:24万 cd ●光達距離:21.5海里(約 40 km)
●明弧:105度 - 20度
●塔高:9,4 m (地上 - 塔頂)
●灯火標高:76 m (平均海面 - 灯火) ●初点灯:1892年11月
●管轄:第一管区海上保安本部 
鴛泊は古くから北海道本土との連絡港として開けてきました。現在でも稚内とのフェリーターミナルがある文字通り利尻島の玄関口です。ペシ岬は鴛泊港に突き出した非常に特徴的な岬で、鴛泊灯台は岬の先端部部に建っておりフェリー船上や港からもはっきりと確認することができます。ペシ岬と灯台は鴛泊港の象徴的な場所でペシ岬は別名『灯台山』とも言われています。フェリーを下りるとすぐにペシ岬の特徴的な景色が目に入ってきます。地形から、かつての爆裂火口壁が残ったものではないかと推測出来ます。岬の最高点は標高92メートルで1等三角点が設置されてりおり展望台になっており、天気が良ければ遠く樺太まで望めるそうです。
灯台はペシ岬展望台の先、岬の先端部に建っている白亜の灯台です。この展望台への登り道はかなり急です。。
なお、ペシ岬に向かう中段にはこの地で命を落とした会津藩士の墓地がおかれています。灯台は北海道にしては珍しい白塔です。灯台周りは草が伸びていますが、非常にいいロケーションです。

鴛泊灯台(2010年06月撮影)


























沓形埼灯台




●航路識別番号:0532
●位置:北緯45度11.2分
    東経141度7.9分
●所在地:北海道利尻郡利尻町 ●塗色・構造:塔形(四角形) コンクリート造
●レンズ: ●灯質:等明暗白光 明3秒暗3秒
●実効光度:24万 cd ●光達距離:14海里
●明弧:105度 - 20度
●塔高:12 m (地上 - 塔頂)
●灯火標高:24 m (平均海面 - 灯火) ●初点灯:1952年05月
●管轄:第一管区海上保安本部 
沓形は利尻町の役場がある地区で鴛泊と並ぶ利尻島の中心地で、夏場にはここと礼文の香深を結ぶフェリーも運航されています。灯台は沓形港の南、沓形岬に建っています。周辺キャンプ場なども備えた沓形岬公園として整備されており、県道にも沓形岬公園の標識があるので、標識に従って進めば到達することができます。灯台は溶岩流の岩場の上に建っています。周辺はハマナスなどの植物もたくさん生えています。塗装などに痛みは見られるものの、四角塔形の灯台はなかなか存在感があります。

沓形埼灯台(2010年06月撮影)
































石埼灯台




●航路識別番号:0537 [F6928] ●位置:北緯45度08分01秒
    東経141度19分42秒
●所在地:北海道利尻郡利尻富士町 ●塗色・構造:白地に赤横帯3本 
塔形(円形) コンクリート造
●レンズ:第4等フレネル式 ●灯質:単閃白赤互光 毎20秒に白1閃光赤1閃光
●実効光度:68000 cd ●光達距離:白光 20海里(約37km)
赤光 19海里(約35km) 
●明弧:
●塔高:32.23 m (地上 - 塔頂)
●灯火標高:35.10 m (平均海面 - 灯火) ●初点灯:1943年10月03日
●管轄:第一管区海上保安本部 
石埼灯台は、北海道の利尻島東端にある石埼に立つ白と赤に塗られた中型灯台です。周辺は、利尻礼文サロベツ国立公園に指定されていて、利尻水道から北海道を望める景勝地です。この灯台は、1943年(昭和18)10月3日に初点灯しました。その当時は、北海道一の灯塔高を誇っていましたが、1966年(昭和41)稚内灯台の移設に伴って抜かれて、第2位となりました

石埼灯台(2010年06月撮影)


























城ケ島灯台




●航路識別番号:2407 [F6343] ●位置:北緯35度08分6.28秒
    東経139度36分40.16秒
●所在地:神奈川県三浦市 ●塗色・構造:白色円塔形コンクリート造
●レンズ:第4等フレネル式 ●灯質:単閃白光 毎15秒に1閃光
●実効光度:40万 cd ●光達距離:15海里(約28km)
●明弧:297度ー254度
●塔高:11.5 m (地上 - 塔頂)
●灯火標高:30.1 m (平均海面 - 灯火) ●初点灯:1870年09月08日
●管轄:第三管区海上保安本部 
城ヶ島灯台(じょうがしまとうだい)とは、神奈川県南東部、三浦半島南端沖に浮かぶ城ヶ島西端の長津呂崎にある灯台です。標高約 30 m の崖上に建ち、相模灘を照らします。周辺は太平洋を望む景勝地で、海岸の磯は観光客で賑います。日本で5番目に点灯した西洋式灯台で、現在の灯台は2代目のものです。城ヶ島には江戸時代より烽火(のろし)台が設置され、灯台としての役割を果たしていました。幕末を迎え鎖国が解かれると浦賀水道の出入路に近いことから西洋式灯台の建設地に選ばれ、明治3年に初点灯しました。その後関東地震で倒壊しましたが、再建され、白色円筒形の現在の姿とないました。過去には灯台博物館も設置されていましたが、昭和40年代に廃館となりました。普段は内部に入ることはできまえんが、イベント開催時など、稀に内部公開されることがあります。付近一帯は城ヶ島灯台公園として整備されています。2001年発表された、トロと休日のロケ地として知られています。

城ケ島灯台(2003年09月撮影)
































麦埼灯台




●航路識別番号:2785 [F6034.2] ●位置:北緯34度14分49秒
    東経136度50分51秒
●所在地:三重県 志摩市 ●塗色・構造:白色 円筒形 コンクリ造タイル貼
●レンズ: ●灯質:等明暗白光明3秒暗3秒
●実効光度:13500 cd ●光達距離:14海里
●明弧:
●塔高:16.4 m (地上 - 塔頂)
●灯火標高:28 m (平均海面 - 灯火) ●初点灯:19750年12月10日
●管轄:第三管区海上保安本部 
志摩半島の最南端に位置する麦埼は、環境省指定の「残したい日本の音風景100選」に選ばれており、伊勢志摩の海女の磯笛が聞ける所として知られています。海女が素潜りで海中で息の続く限り漁作業をして、海面に浮き上がった時に体に負担をかけないように口をつぼめてゆっくりと息を吐き出しますが、このときに吐き出す音が「ヒューッ」と笛のような音に聞こえます。これが磯笛と呼ばれています。麦埼灯台はこんな伊勢志摩の代表的風景ともいえる片田岬の先端に位置しており、大王埼灯台や安乗埼灯台とともに志摩地方の代表的な沿岸灯台のひとつです。また灯台の周辺は公園が整備されています。

麦埼灯台(2012年10月撮影)

























江の島灯台




●航路識別番号:2416 [M6332] ●位置:北緯35度17分50秒
    東経139度28分42秒
●所在地:神奈川県藤沢市 ●塗色・構造:白色 やぐら形
●レンズ:LB-M60型灯器 ●灯質:単閃白光 毎10秒に1閃光
●実効光度:390000cd       ●光達距離:23.0 海里
●明弧: ●塔高:60m (地上 - 塔頂)
●灯火標高:107 m (平均海面 - 灯火) ●初点灯:1951年3月25日
●管轄:江ノ島電鉄 
この灯台は江ノ島電鉄が経営する民間灯台です。多分、日本一登る人が多い灯台だと思います。 昭和26年に民間灯台として初点し昭和34年から江ノ島灯台となりました。現在の灯台は平成15年に建替えられ、江ノ島展望灯台と名を変えました。(現在はシーキャンドル) 展望台には階段でもエレベータで上がれます。ガラス張りのバルコニーの上にはさらに屋外の展望台があります。天気の良い日は富士山が正面に見え、眺望が素晴らしいです。

江の島灯台(2005年12月撮影)
































横浜マリンタワー灯台




●航路識別番号: ●位置:北緯35度26分38秒
    東経139度39分03秒
●所在地:神奈川県横浜市 ●塗色・構造:上部赤、下部白 十角やぐら形
●レンズ: ●灯質:群閃赤緑互光毎20秒に赤1閃光緑1閃光Al Fl R G 20s
●実効光度: ●光達距離:22海里
●明弧: ●塔高:101m (地上 - 塔頂)
●灯火標高:104m(平均海面 - 灯火) ●初点灯:昭和36年1月15日
●管轄:民間
横浜のシンボル的な建造物です。ランドマークタワーが出来、ビジネスの中心がMM21地区に移りつつありますが、観光地としては、やはり山下公園近辺だと思います。灯台としては世界一の塔高でギネスブックににも載っています。 この灯台は民間灯台なのですが、管理していた会社が平成18年12月25日を最後に経営難によりタワーの運営を休止してしまっています。以前は上の展望台までで登れ観光できたのですが、現在は完全に灯台としての役割しかないようです。横浜マリンタワー灯台は航行無線技術の発達やランドマーク的な施設が増加し港全体が明るくなったことから2008年9月1日に正式に廃止になりました。

横浜マリンタワー灯台(2011年05月撮影)
































残波岬灯台




●航路識別番号:7101 [F4740.3] ●位置:北緯26度26分28秒
    東経127度42分49秒
●所在地:沖縄県中頭郡読谷村 ●塗色・構造:白色 塔形 コンクリート造
●レンズ:LB-90型灯器 ●灯質:群閃白光 毎10秒に2閃光
●実効光度:640000cd ●光達距離:18.0海里(約33km)
●明弧:全度 ●塔高:30.61m (地上 - 塔頂)
●灯火標高:40.03 m (平均海面 - 灯火) ●初点灯:1974年3月30日
●管轄:第十一管区海上保安本部 
沖縄本島のほぼ中央、東シナ海に大きく突き出した岬が残波岬で、高さ30mから40mにも及ぶ隆起サンゴ礁の絶壁が2kmに渡って続く景勝地となっています。かって、地方の道路は、那覇や首里を除き馬車等が行き交うほどの幅員はなく地方への往来はほとんど海路が利用されていました。レーダー等が無かった昔の航海は、星と地上物件を目当てとしており、この岬は大きな:目標とされていたと思われます。「おもろさうし」(沖縄最古の古謡集)によれば、「この岬をかわすおざ時には、手を擦って祈り船を走らせなさい」と記されており、宇座誌(地元郷土史)「残波の里」には、航海の安全を祈る神の屋として「東の神の屋、西の神の屋、潮吹ガマ」があると書かれています。古来より、本土から、そして山原から那覇へ向かう船には、神に祈る心境にさせるほどの航海の難所となっていたようです。また、この地は昭和20年4月1日、米軍はこの岬を目印に激しい砲撃を加え上陸を開始、あの悲惨な沖縄戦が始まった地でもあります。残波岬灯台は、この地が未だ米軍の実弾演習場として使われ、立ち入り禁止区域になっていた昭和48年に地元の海運関係者からの強い要望たより建設を開始しました。連絡が米軍のゲートに届いていなかった為に門前払いをくったり、突然の演習で工事をストップさせられたりと、他では味わえない苦労を重ねながら翌年の年度末ギリギリ3月30日に何とか完成させることが出来たとのことです。現在同地区は、南西諸島随一の高さ(約31m)を誇るこの灯台を中心とした公園として生まれ変わっており、沖縄本島の観光の目玉ともなっています。

残波岬灯台(2016年08月撮影)
































越前岬灯台




●航路識別番号:1069 [M7242] ●位置:北緯35度58分55.4秒
    東経135度57分36.2秒
●所在地:福井県丹生郡越前町 ●白色 塔形 コンクリート造
●レンズ:LB-M30型灯器 ●灯質:単閃白光 毎15秒に1閃光
●実効光度:310000cd ●光達距離:21海里(約38.8km)
●明弧:不明 ●塔高:17 m (地上 - 塔頂)
●灯火標高:133 m (平均海面 -灯火) ●初点灯:1940年3月29日
●管轄:第八管区海上保安本部

越前海岸のシンボル的存在で、地元の人々に愛されている灯台です。海抜130メートルという厳しい断崖の上に立ち、灯台を見おろす場所にある「越前岬水仙ランド」があり、水仙・灯台・海の景色は、まるで一枚の画のように美しい絶景です。毎年11月1日の灯台の日を記念して、10月末に「灯台の一般公開」を行っています。


越前岬灯台(2004年02月撮影)



































岩崎ノ鼻灯台




●航路識別番号: ●位置:北緯36度48分30秒
    東経137度02分59秒
●所在地:富山県高岡市 ●塗色・構造:白色円筒形鉄筋コンクリ−ト造
●レンズ:第4等フレネルレンズ式 ●灯質:単閃白光 毎15秒に1閃光
●実効光度:310000cd ●光達距離:20.0海里(約37km)
●明弧:不明 ●塔高:14.2 m(地上 - 塔頂)
●灯火標高:57.50 m(平均海面 - 灯火) ●初点灯:1951年5月30日
●管轄:伏木海上保安本部

本州のほぼ中央部に位置し、恵まれた地理的条件により、古くから日本海側の要港として栄えてきた伏木富山港は、昭和61年に外国貿易の増進を図るうえで特に重要な港湾として、特定重要港湾に指定されました。この伏木富山港に入港する船舶が、最初の目印とするのがこの灯台です。また、この灯台からの眺めは、前方に北アルプス、左手に能登半島が富山湾を抱き込むかのように悠然と横たわっています。さらに、伏木周辺は、奈良時代に大伴家持が国司としてこの地に滞在していたことを背景に、万葉集に関する各種行事、施設、史跡等が多く点在しています。


岩崎ノ鼻灯台(2006年09月撮影)

































清水灯台




●航路識別番号:2473 [M6248] ●位置:北緯35度00分38秒
    東経138度31分50秒
●所在地:静岡県静岡市 ●塗色・構造:白色 塔形 コンクリート造
●レンズ:第6等フレネル式 ●灯質:群閃白光 毎20秒に2閃光
●実効光度:50000cd       ●光達距離:14海里(約26km)
●明弧:175度から17度まで ●塔高:17.73m (地上 - 塔頂)
●灯火標高:21m (平均海面 - 灯火) ●初点灯:1912年3月1日
●管轄:海上保安庁第三管区海上保安本部清水海上保安部 
清水灯台(しみずとうだい)は、静岡県静岡市清水区にある三保半島の東端に立つ、白亜の小型灯台で、水平断面が八角形をしている。日本で最初の鉄筋コンクリート造灯台で、歴史的文化財的価値が高いので、Aランクの保存灯台となっていて、現在も建設当時の姿をそのまま残す。周辺は、日本平県立自然公園の一部となる三保の松原の景勝地および海水浴場となっていて、その松原の中に佇立している。一般には三保灯台(みほとうだい)と呼ばれることが多いが、海上保安庁による正式名称は「清水灯台」である。

清水灯台(2009年11月撮影)



































田子の浦漁港西防波堤灯台




●航路識別番号:2468 [M6264.2] ●位置:北緯35度08分01秒
    東経138度41分09秒
●所在地:静岡県富士市 ●塗色・構造:白塔形
●レンズ:不明 ●灯質:等明暗緑光明3秒暗3秒 IsoG65
●実効光度:不明 ●光達距離:10海里
●明弧:不明 ●塔高:16m(地上 - 塔頂)
●灯火標高:16m(平均海面 - 灯火) ●初点灯:不明
●管轄:不明
通称白灯台です。船が安全に港へ出入りしたり、航行したりできるように、道案内をするための「航路標識」の一つです。塔の形をしており、陸上の特定の位置を示します。夜には、灯火をともしたり、霧笛を鳴らすなどして船舶の安全を守っています。

田子の浦漁港西防波堤灯台(2006年09月撮影)



































田子の浦漁港東防波堤灯台




●航路識別番号:2467 [M6264] ●位置:北緯35度08分01秒
    東経138度42分0秒
●所在地:静岡県富士市 ●塗色・構造:赤塔形
●レンズ:不明 ●灯質:等明暗赤明3秒暗3秒 IsoR6s
●実効光度:不明 ●光達距離:8海里
●明弧:不明 ●塔高:13m(地上 - 塔頂)
●灯火標高:16m(平均海面 - 灯火) ●初点灯:1962年3月
●管轄:海上保安本部 
通称赤灯台と呼んでいます。船が安全に港へ出入りしたり、航行したりできるように、道案内をするための「航路標識」の一つです。塔の形をしており、陸上の特定の位置を示します。夜には、灯火をともしたり、霧笛を鳴らすなどして船舶の安全を守っています。

田子の浦漁港東防波堤灯台(2006年09月撮影)

































みさき公園観光灯台




●航路識別番号:無 ●位置:北緯35度58分55.4秒
    東経135度57分36.2秒
●所在地:大阪府泉南郡岬町 ●白色 塔形 コンクリート造
●レンズ: ●灯質:
●実効光度: ●光達距離:
●明弧: ●塔高:32 m (地上 - 塔頂)
●灯火標高: ●初点灯:
●管轄:みさき公園

みさき公園(みさきこうえん)は、大阪府泉南郡岬町にある都市公園で、南海電気鉄道(南海)が創業70周年記念事業として1957年4月1日に開業。2020年3月31日まで、日本動物園水族館協会加盟の施設として、遊園地・動物園・水族館などを運営していた。この灯台は1961年に建てられたもので、過去に実施された「灯台展」などの資料では「日本で初めての観光灯台」で、高さは約23メートルと記されているという。 主に展望用として多くの来園者に利用されており、淡路島などの景色を眺めることができたが、2014年9月に老朽化のため使用を中止した。


みさき公園観光灯台(2012年04月撮影)






















隠岐沖ノ島灯台




●航路識別番号:881 ●位置:北緯36度21分17秒
    東経133度16分36秒
●所在地:島根県隠岐郡隠岐の島町西村 ●塗色・構造:白塔形
●レンズ: ●灯質:群閃白光 毎5秒に1閃光
●実効光度: ●光達距離:5miles (9.3km)
●明弧:不明 ●塔高:12 m(地上 - 塔頂)
●灯火標高:82 m(平均海面 - 灯火) ●初点灯:1980年10月4日
●管轄:境海上保安部交通課

 隠岐の白島海岸は島後の北端に位置しており、海岸を構成する岩石が白いことが名前の由来です。ここでは大小の島々が散在し、多くの波食洞が見られることから名勝地として有名です。駐車場から徒歩3分ほどにある展望台から眺めると、北の島々と岬は白い岩石、岬の東側は黒っぽい岩石で構成されていて、地質の違いが鮮明にわかります。また黒っぽい岩石は小さな島が多く、海がおどろくほど青く澄んでいることがわかります。白島の先端沖にある沖ノ島にも灯台(隠岐沖ノ島灯台)があります。これは白島展望台から見ることが出来ます。


隠岐沖ノ島灯台(2010年05月撮影)























筑前大島灯台




●航路識別番号:] ●位置:北緯33度54分35秒
    東経130度24分32秒
●所在地:福岡県宗像市 ●塗色・構造:白色 塔形 コンクリート造
●レンズ:第5等フレネルレンズ ●灯質:郡閃白光 毎20秒に2閃光
●実効光度:250000cd       ●光達距離:19海里
●明弧: ●塔高:10.9m (地上 - 塔頂)
●灯火標高:51m (平均海面 - 灯火) ●初点灯:大正15年11月10日
●管轄:福岡海上保安部交通課
世界遺産に登録された「神宿る 島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の 1つである宗像大社中津宮や、通 常渡って行く事のできない沖津 宮(沖ノ島)を参拝するため建て られた沖津宮遥拝所が所在する 筑前大島、その北西端に位置する 筑前大島灯台は大正15年に初点 灯し、「沖ノ島」を望むことができるビューポイントとしても知られる場所です。この灯台は福岡海上保安部所管で、平成30年10月に150周年を迎えました。

筑前大島灯台(2018年06月撮影)
























五島柏崎灯台




●航路識別番号:6168 ●位置:北緯32度47分04秒
    東経128度39分52秒
●所在地:長崎県・五島市 ●塗色・構造:白色円形、コンクリート造り
●レンズ:現用灯器 / LED灯器 ( V型白 ) ●灯質:単閃白光 毎6秒に1閃光
●実効光度:実効光度78(8500cd) ●光達距離:27km
●明弧:不明 ●塔高:15.29m(地上 - 塔頂)
●灯火標高:24.1m(平均水面上〜灯火の高さ) ●初点灯:昭和31年2月22日
●管轄:長崎海上保安部
かつて日本と中国との公式貿易は、約300年続いた遣隋・遣唐使に限られていました。第14次遣唐使船から五島経由になり、三井楽が日本の最後の寄港地になりました。当時は「みみらくの崎」と呼ばれ、いまの柏崎がこれに該当すると思われます。柏崎は、福江島の北部に位置し、京ノ岳(アスピーチ山)溶岩流の末端にあり東シナ海に面して柏崎灯台が建っています。白色円形、コンクリート造りのこの灯台は、高さ15.29メートル。光度は8500カンデラ、光が到達する距離は沖合27キロに及び、五島西方海上を航行する船の安全を守るため、昭和31年に設置されました。柏崎灯台は、玉之浦町の断崖絶壁にある大瀬崎灯台とともに、日本最果ての地で航行する船の安全を見守るかのように悠然と構えています。

五島柏崎灯台(2012年10月撮影)























雑賀崎灯台




●航路識別番号:3341 [F5965] ●位置:北緯34度11分17.8秒
    東経135度8分27.4秒
●所在地:和歌山県和歌山市雑賀崎 ●塗色・構造:白色、塔形、コンクリート造
●レンズ:LB-M30型回転灯器 ●灯質:単閃白光、毎8秒に一閃光
●実効光度:75000cd ●光達距離:34km
●明弧:不明 ●塔高:14m(地上 - 塔頂)
●灯火標高:75.7m(平均海面 - 灯火) ●初点灯:1960年3月31日
●管轄:第五管区海上保安本部 和歌山航路標識事務所 
無人の白い小さな灯台であるが点燈して航行する船の指標の役目を立派に果しています。灯台に登ると眼下に番所庭園が望め、ここからの夕日は絶景です。雑賀崎では彼岸の中日の日没時、「ハナがフル」といって沈む太陽から様々な色の光の玉が降るのを見る風習があります。その日は夕日をひと目見ようと沢山の人が灯台にやってきます。令和元年8月27日(火)に雑賀崎灯台展望広場がオープンしました。約100平方メートルの円形広場の緑にはハート型の目印を3つ設置し、春分、秋分、夏至、冬至に夕日が沈む位置が分かります。周囲は芝生で、くつろげるベンチもあり、紀伊水道を一望できる憩いの場となっています。

雑賀崎灯台(2007年08月撮影)






















新旧那久埼灯台





●航路識別番号:0879 [F7321.4] ●位置:北緯36度12分45秒不明
    東経133度11分03秒
●所在地:島根県隠岐郡 ●塗色・構造:白塔形
●レンズ:LED灯器(V型白) ●灯質:群閃白光 毎5秒に1閃光
●実効光度:100000cd ●光達距離: 7miles (13km)
●明弧:不明 ●塔高:12m(地上 - 塔頂)
●灯火標高:46m(平均海面 - 灯火) ●初点灯:昭和38年12月18日
●管轄:第八管区海上保安本部 西郷航路標識事務所 
(新旧那久埼灯台)隠岐の島町の西海岸、中ノ島、西ノ島の島前を眺めるのが那久岬(なぐさき)。岬突端には白亜の那久岬灯台が建っていますが、岬の根元部分の標高70mほど高台に位置するのが那久展望所。島前を一望にし、夕日の名所となっているほか、灯籠(とうろう)のような旧那久埼灯台が保存されています。

新旧那久埼灯台(2010年05月撮影)




《旧那久埼灯台》






《新那久埼灯台》













新旧福良灯台





●航路識別番号:不明 ●位置:北緯37度04分40秒
    東経136度43分08秒
●所在地:石川県羽咋郡 ●塗色・構造:白塔形
●レンズ:不明 ●灯質:単閃白光 毎12秒に1閃光
●実効光度:250000cd ●光達距離: 15.5海里(約29km)
●明弧:不明 ●塔高:15.2m(地上 - 塔頂)
●灯火標高:28m(平均海面 - 灯火) ●初点灯:昭和27年
●管轄:金沢海上保安本部 
(新旧福良灯台)地元住民であった日野長兵衛が、暗夜を航海する船の安全を護るために夜を通してかがり火を焚いたのが旧福良灯台の始まりと言われてます。元禄年間には今の位置に灯明堂が建てられ、日野家が代々灯明役として護ってきました。現在の灯台は明治9年に日野家の17代目吉三郎が建てたもの。先代の灯明堂を模して建てられたものと言います。桟瓦屋根、木造で内部は三層に分かれています。高さ5メートルほどで灯台としては小ぶりですが、1952年(昭和27年)に新灯台が建てられるまでの76年間、沖合いを通る船の安全を護り続けてきました。

新旧福良灯台(2013年08月撮影)


《旧福良灯台》


























《新福良灯台》
































新和歌浦の廃灯台





●航路識別番号:不明 ●位置:
●所在地:和歌山県・新和歌浦 ●塗色・
●レンズ:不明 ●灯質:
●実効光度: ●光達距離: 
●明弧:不明 ●塔高:
●灯火標高: ●初点灯:不明
●管轄:
(新和歌浦の廃灯台)和歌山県和歌山市新和歌浦にある今は使われていない灯台です。歴史については不明ですが構造からすると、明治以降に建てられたものと思われます。

新和歌浦の廃灯台(2007年08月撮影)


























西郷岬灯台





●航路識別番号:893 位置:北緯36度10分17秒
    東経133度20分23秒
●所在地:島根県隠岐郡 ●構造:白色・塔型・コンクリート造
●レンズ:4等フレネルレンズ(国産) ●灯質:群閃白光 毎30秒に2閃光
●実効光度:280000cd ●光達距離:22海里(41km) 
●明弧:173°〜82° ●塔高:11.28m
●灯火標高:109.0m(平均海面 - 灯火) ●初点灯:1921年3月31日
●管轄:境海上保安部
西郷岬灯台は隠岐4島の中でも最も大きい「島後(どうご)」の西郷湾入口の岬に建っています。灯台と隠岐空港のある地域を地元では「岬町」と呼び、西郷岬灯台は「岬灯台」の名でも親しまれています。西郷港は昔より天然の良港として知られ、江戸時代半ばより明治30年頃まで北前船の「西廻り航路」の重要な寄港地として栄えました。北前船の水や食料の補給港、帆船の「風待ち港」として、往時には年間二千隻もの入港があったと記録されています。灯台の建設資材は、岬の西側にある今津港から陸揚げされ、陸路約4kmを運ばれました。当時は西郷から灯台までの陸路はありませんでした。西郷岬灯台は1921年(大正10年)3月31日に初点灯。レンズは国産第1号の第4等フレネルレンズが導入され、今も現役で使用されています。灯塔は中世ヨーロッパのお城を思わせる様な全国でも珍しい形状をしています。

西郷岬灯台(2010年05月撮影)
























田倉埼灯台





●航路識別番号:3354 [M5961] 位置:北緯34度15分54秒
    東経135度03分42秒
●所在地:和歌山県和歌山市 ●構造:白色・塔型(円形)・コンクリート造
●レンズ:LED灯器 ●灯質:等明暗白光 明3秒暗3秒
●実効光度:590cd ●光達距離:8海里(約15km) 
●明弧:全度 ●塔高:10.1m
●灯火標高:49m(平均海面 - 灯火) ●初点灯:1956年2月4日
●管轄:第5管区海上保安部
和歌山県の大阪府よりにある加太港の西にある岬に建っています。港から西へ向かうと突当たりはダート道で灯台へは点検用の階段で登ります。高台にあるので天気がよければ加太港からその姿が確認できます。灯台自体は小型沿岸灯台で周囲は木が多くあまりスペースがありませんでした。灯台には田倉埼北方照射灯が併設されていてる為かLED灯ですが、電線が繋がっています。

田倉埼灯台(2007年08月撮影)























豆酘埼(つつさき)灯台





●航路識別番号:6001 [F5038] 位置:北緯34度06分14.6秒
    東経129度10分06.7秒
●所在地:長崎県対馬市 ●構造:白色・塔型(円形)・コンクリート造
レンズ:三等大型・LB-H120 ●灯質:単閃白光 毎10秒に1閃光
●実効光度:970000cd ●光達距離:25.5海里
●明弧:全度 ●塔高:19.4m
●灯火標高:106m(平均海面 - 灯火) ●初点灯:明治42年9月1日
●管轄:対馬海上保安部
豆酘埼灯台は、長崎県対馬の豆酘崎南端に立つ白亜円形の灯台です。周辺は、対馬国定公園に指定され、東シナ海を望む風光明媚の地です。この灯台は、1909年(明治42)9月1日に設置、初点灯され、当初は現在地より南南西方約1.2kmの岩礁上にあり、豆酘埼灯標と呼んでいました。ここは、古代から朝鮮海峡へ通じる海路の重要な標点とされ、潮の流れが速く、岩礁が多い、航海の難所だったのです。その後、1934年(昭和9)に豆酘埼灯台に改称されました。そして、1987年(昭和62)3月に尾崎山の旧陸軍要塞砲台跡に建て替えられ、今までのものは、豆酘崎ミョー瀬標柱となって今日に至っています。

豆酘埼灯台(2012年07月撮影)
























白島埼灯台





航路識別番号:0882 [F7321.25] 位置:北緯36度20分10秒
    東経133度17分05秒
●所在地:島根県隠岐郡 ●構造:白色 塔形 コンクリート造
レンズ:不明 ●灯質:単閃白光 毎15秒に1閃光
●実効光度:1,200,000cd ●光達距離:37.5海里(約69.5km)
●明弧:全度 ●塔高:15.6m
●灯火標高:252.33m(平均海面 - 灯火) ●初点灯:昭和31年12月22日
●管轄:対馬海上保安部
白島展望台の駐車場から徒歩約10分(約200m)で白島灯台のところに行くことができます。無人灯台なので中を見学することはできません。昭和31年から点灯を続けている灯台で、光度120万カンデラ・光達距離37.5海里(69.5km)を誇ります。灯台付近からは、隠岐の島の北端・沖の島と白島海岸を眺めることもできます。

白島埼灯台(2010年05月撮影)

























平戸常灯の鼻





航路識別番号: 位置:北緯33度22分22.4秒
    東経129度33分28.7秒
●所在地:長崎県平戸市 ●構造:
レンズ: ●灯質:
●実効光度: ●光達距離:
●明弧: ●塔高:
●灯火標高: ●初点灯:1616年(元和2年)頃
●管轄:平戸市観光課
オランダ商館跡の北東隅にあたる一角に石積みの高台があります。 ここを常橙の鼻と呼んでいます。 1616年(元和2)商館大増築の時、防波堤もかねて築造されたものです。 貿易華やかな時、灯台の役目をしていたもので、平戸港に出入りする船の航海の安全を図り、またオランダの三色旗(国旗)も立てられていました。 それは、1669年(寛文9)に発刊されたオランダ人宣教師モンタヌスの「東印度会社遺日使節紀行」に掲載の平戸商館図にも鮮明に描かれています。 1989年(平成元)日蘭修好380周年記念事業の一環として、高台に常夜灯が設置され、今、毎夜淡い火影が平戸瀬戸の波間にゆらいでいます。

平戸常灯の鼻(2009年05月撮影)