マクロの世界


神戸ルミナリエ
開催場所:神戸市・旧外国人居留地および東遊園地 開催日程:12月6日〜12月15日
1995年1月17日午前5時46分、淡路島北部沖を震源とするマグニチュード7.3の直下型地震が発生しました。最大震度7で死者6,434名、負傷者43,792名にもなりました。阪神淡路大震災は、戦後最大の都市型災害になりました。すさまじい地震による想像を絶する強い揺れ、そして、それに伴い数多くの火災が発生しました。全壊家屋104,906棟、半階家屋144,274棟、火災件数は293件にものぼり、被害は甚大なものとなりました。「神戸ルミナリエ」は、阪神淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託し、大震災の起こった1995年の12月に初めて開催されました。以来「神戸ルミナリエ」は、震災の記憶を語り継ぎ、都市と市民の『希望』を象徴する行事として、毎年開催されています。美しい輝きに歓喜の声が上がる中、東遊園地付近では「1.17希望の灯り」に手を合わせる人々が幾人も見られます。阪神淡路大震災を知らない子供たちはその光景を不思議に思い、そして、その理由を親たちが教えている光景も見られます。こうして、この震災が語り継がれていくのです。
神戸ルミナリエ(2005年12月年撮影)