マクロの世界


(6)白川郷・五箇山の合掌造り集落(岐阜・富山)
登録区分:文化遺産 登録基準:(4)、(5) 登録年:1995年

白川郷(世界遺産白川郷合掌造集落)は、岐阜県(飛騨国)内の庄川流域の呼称です。大野郡白川村と旧荘川村(現高山市)に相当し、前者を「下白川郷」、後者を「上白川郷」と呼ばれています。今日では白川村のみを指します。白川郷の荻町地区は合掌造りの集落で知られています。五箇山(相倉地区、菅沼地区)と共に独特の景観をなす集落が評価され、白川郷・五箇山の合掌造り集落として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。「世界遺産白川郷合掌造り保存財団」などがその保存にあたっています。白川郷の集落は、1995年に世界文化遺産に登録され年間140万人が訪れる人気の観光スポットとなっています。白川郷には、一般公開を行っている民家、民宿、食事処など多くの合掌家屋が点在しています。日本の原風景今に伝える合掌作りの集落を歩きながらゆったりと癒しのひとときを味わうことが出来ます。


白川郷・五箇山の合掌造り集落(2006年03月撮影)