マクロの世界




(18)富岡製糸場と絹産業遺産群(群馬)
登録区分:文化遺産 登録基準:(2)、(4) 登録年:2014年
「富岡製糸場と絹産業遺産群」は、平成19年1月世界遺産暫定一覧表に追加記載されました。その後、平成24年8月には日本政府が「富岡製糸場と絹産業遺産群」の推薦を決め、ユネスコ世界遺産センターへ推薦書が提出されました。(暫定版:平成24年9月提出、正式版:平成25年1月提出)
提出された推薦書にもとづいて、世界遺産委員会の諮問機関である国際記念物遺跡会議(ICOMOS:イコモス)が書類審査をおこない、平成25年9月には、現地調査が実施されました。
平成26年4月にはイコモスより「富岡製糸場と絹産業遺産群」は、「世界遺産一覧表」への記載が適当である旨、いわゆる「登録」の勧告がありました。そして、同年6月カタールのドーハで開かれた第38回世界遺産委員会で「富岡製糸場と絹産業遺産群」は「世界遺産一覧表」へ記載され、世界遺産登録となりました。


「富岡製糸場と絹産業遺産群」の顕著な普遍的価値



富岡製糸場(2014年11月撮影)