ルル
”Lulu” |
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アルバン・ベルク作曲 初演:1937年チューリッヒ歌劇場 |
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(あらすじ) | あらゆる者の心を魅了してしまう魔性の女ルル。彼女と結婚するものは次々と命を落としていく。新聞記者の編集長であるシェーン博士は、貧民街で出会った娘ルルの魔力から逃れるために最初は医事顧問官、次は画家と結婚させるが2人共ルルの他の男との行状のために命を落とす。今度はシェーン博士自身がルルと結婚することに。最初からルルはシェーン博士との結婚を望んでおり、この時点で彼女は栄華の頂点を極めるが、これ以降没落の道をたどっていく。ルルはゲシュヴィッツ伯爵令嬢やシゴルヒと関係を持ちながら、シェーン博士の息子アルヴァまでも虜にしてしまう。耐えかねた博士はルルにピストル自殺を迫るが逆に撃ち殺されてしまう。ルルは投獄されるが、ゲシュヴィッツ伯爵令嬢らの手引きで脱獄する。ルルは素性を知るものに脅迫されるが、ゲシュヴィッツ伯爵令嬢らに脅迫者を殺させる。逃亡生活の中で娼婦に身を落としたルルだが、彼女の過去の夫たちとの恐ろしい関係を暗示するように次々と客が訪れる。そして最後に訪れたのが切り裂きジャックであった・・・・・。 |
沼尻竜典オペラセレクション | |||
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2009年10月04日 滋賀:びわ湖ホール |
指揮:沼尻竜典 演出:佐藤信 大阪センチュリー交響楽団 びわ湖ホール声楽アンサンブル 【主なキャスト】 ルル:飯田みち代 ゲシュヴィッツ伯爵令嬢:小山由美 アルヴァ:高橋淳 シェーン博士・切り裂きジャック:黒田博 |
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