アイーダ ”Aida” |
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ジュゼッペ・ヴェルディ作曲 初演:1871年カイロ・オペラ座 |
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(あらすじ) |
古代エジプト。エチオピアの王女アイーダは、エジプトの王女アムネリスに仕える奴隷の身。そのアイーダと若きエジプトの将軍ラダメスは密かに愛し合っています。エジプト領に侵入したエチオピア軍を討つための総指揮官に任命されたラダメスを複雑な気持ちで見送ります。アムネリスもまたラダメスを愛しており、二人が愛し合っていることを知り、激しく嫉妬する。戦いはエジプト軍の勝利となり、ラダメスが華やかに凱旋し、国王から勝利の報奨として王女アムネリスと結婚する権利を与えられます。捕虜の中には、兵士に身をやつして身分を隠したエチオピア王アナモズロがいます。アナモズロはラダメスと娘が恋人であるのを知ると、エジプト軍が次の作戦で通る道を聞き出すようアイーダに命令します。恋人と祖国の板挟みになったアイーダは苦しんだ挙げ句、エジプト軍の機密を聞き出します。ところがその現場をアムネリスに見つかってしまい、そのとき初めて事の次第を知ったラダメスは、その場にいたアイーダとアナモズロを逃がし、反逆者として捕らえられます。アムネリスは必死に神官たちに助命を懇願しますが、死刑の宣告は変わらず、生きたまま地下の石牢に閉じ込められます。そこには逃げたはずのアイーダが潜んでおり、二人は永遠の愛を誓いながら静かに死を迎えます。 |
ミラノ・スカラ座 |
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2009年09月04日 東京:NHKホール |
指揮:ダニエル・バレンボイム 管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団 合唱:ミラノ・スカラ座合唱団 バレエ:ミラノ・スカラ座バレエ団 演出・舞台装置:フランコ・ゼッフィレッリ 衣裳:マウリツィオ・ミレノッティ 照明:ジャンニ・マントヴァニーニ 振付:ウラジミール・ワシーリエフ 合唱指揮:ブルーノ・カゾーニ エジプト王:カルロ・チーニ アムネリス:エカテリーナ・グバノヴァ アイーダ:ヴィオレッタ・ウルマーナ ラダメス:ヨハン・ボータ ランフィス:ジョルジョ・ジュゼッピーニ アモナスロ:ホアン・ポンス 使者:アントネッロ・チェロン 巫女:サエ・キュン・リム |
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キエフ・オペラ:ウクライナ国立歌劇場オペラ | |||
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2010年10月15日 兵庫県立芸術文化センター 大ホール |
指揮:ヴォロディミール・コジュハル 管弦楽:ウクライナ国立歌劇場管弦楽団 合唱:ウクライナ国立歌劇場合唱団 バレエ:ウクライナ国立歌劇場バレエ団(キエフ・バレエ) アイーダ:テチヤナ・アニシモヴァ ラメダス:アンドリィ・ロマネンコ アムネリス:アッラ・ポズニャーク エジプト国王:ヴァシ―リ・コリバビュク ランフィス:ボフダン・タラス アモナスロ:イゴール・モクレンコ 使者:オレクサンドル・ジャチエンコ 巫女:リリア・フレヴツォヴァ |
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