古希を記念した

”幼馴染の二人展”

2015年4月〜6月
《北九州・京都・横浜》

衛 藤

岩 崎
小学校〜高校まで同郷で一緒に過ごした竹馬の友がその後は別々の道を
歩んでまいりました。今では二人共にリタイアーし、各々趣味の世界に
入りましたが、この度、ひょんなことから、約半世紀ぶりにまた再び、
この”幼馴染の二人展”で一緒できることになりました。
開催は二人の共通の故郷の北九州と現在の生活基盤の在る京都と横浜の
3か所にて順次行いました。
二人の作品を多くの皆様にご覧頂くのは、大変嬉しい事でしたが、それ
以上に、約半世紀ぶりの旧友たちとの再会は大きな感動と喜びでもあり
ました。二人展を開催して良かったと、しみじみ感じております。
この”幼馴染の二人展”は二人の古希を記念するものでしたが、次の喜
寿を目指して、また何か出来ます様に心身共に精進して行こうと二人は
話合っております。
色んな準備をお手伝い頂いた皆様、会場にご来場頂いた皆様に心よりの
お礼を申し上げます。

【残念なお知らせ】
衛藤福雄さんは2020年6月10日に逝去されました。小学校・中学校・高
校と実家も近くで、幼馴染として楽しく過ごしてきた月日が今でも走馬灯の
様に思い出されます。彼とは次は喜寿の記念にまた二人展をやれれば良
いなと話しておりましたのに、残念でなりません。
衛藤福雄さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。       岩崎安男


2015年7月吉日 衛藤福雄・岩崎安男

(淡彩画:衛藤)

(陶芸:岩崎)

各会場の様子
【北九州会場】 《旧百三十銀行ギャラリー:2015年4月1日〜5日)》
小・中・高と同窓で過ごした幼馴染と古希を記念して、お互いの趣味(彼は淡彩画、私は陶芸)の作品展をやることにしました。先ずは、共通の故郷である北九州で行いました。二人展のスタートに相応しく、丁度桜の時期に、北九州・八幡東区の北九州市立旧百三十銀行ギャラリーにて、4月1日から5日まで開催しました。故郷での開催の為、小・中・高の同窓生の訪問が多く、約半世紀ぶりの旧友との再会は感動ものでした。また、中学の恩師も二人見に来て頂きました。来場者は5日間で250名にもなりました。
【京都会場】 《京都万華鏡ミュージアム:2015年5月27日〜31日)》
4月初めの北九州での開催に引き続き、梅雨入り前の新緑が一番綺麗な5月の終わりに、私のホームグランド・京都の中心地、御池の万華鏡ミュージアムで開催しました。今回の私の展示品(陶芸作品)の編み陶は手法が新しく編み出されたものの為、新聞等で大きく取り上げられたのと、初日の朝にKBS京都ラジオの番組に生出演したこと等で、沢山の一般の来場者も来られました。”編み陶”と言う呼び方が少しづつ認知されてきたことは大変嬉しい事でした。5日間で約350名の来場者がありました。
【横浜会場】 《馬車道大津ギャラリー:2015年6月25日〜29日)》
4月の北九州、5月の京都に続き、6月の終りに、今回の幼馴染の二人展のファイナルとなる展示が横浜みなとみらいの馬車道にある馬車道大津ギャラリーで開催されました。馬車道界隈は昔からの古い建物等も多く、なかなか良い雰囲気での展示でした。陶芸作品(何れも編み陶)14点と淡彩画35点が並び、見応えのある展示内容となりました。同窓生、知人、趣味の仲間等色んな方々に観に来て頂きました。5日間で約190名の来場者がありました。これで4月の初めにスタートした二人展を全て無事に終える事が出来ました。

”幼馴染の二人展”の記録・総括
(1)記念のフォトブック製作(”会場・作品編”・”来場者編”)
(2)二人の通った高校の同窓会誌に寄稿・掲載(”東筑会報”)
(3)三菱電機京都製作所OB会誌に寄稿・掲載(”京菱会だより”)
(4)”近江の閑人”HPに二人展の詳細を常時掲載