ミクロの世界の目次

閑人の静止画・動画アーカイブスの中からこの季節(夏)に関係あるものを掲載

(1)旧餘部鉄橋訪問(2006年06月撮影)
旧余部鉄橋は、明治45年1月に完成した東洋随一の鋼トレッスル橋で、我が国有数の橋梁として、当地域だけでなく、多方面から多くの人々が訪れる観光名所として親しまれてきました。しかし、昭和61年12月の列車転落事故を契機に、架け替えに向けた取り組みがなされ、平成22年8月に現在の余部橋梁が完成しました。約100年間山陰本線の運行を支えてきた旧余部鉄橋の歴史を後世に継承するとともに、人々の交流を促す観光拠点とするため、鉄橋の一部(餘部駅側の3橋脚3スパン)を展望施設として残し、旧鉄橋直下に自由広場等からなる公園施設とあわせ、展望施設「空の駅」が完成しました。

(2)琵琶湖・鳥人間コンテスト訪問(2010年07月撮影)
鳥人間コンテストは毎年7月、滋賀県彦根市の琵琶湖畔で開催されている自作の滑空機及び人力飛行機の滞空距離・滞空時間を競う競技会です。正式には「鳥人間コンテスト選手権大会(JAPAN INTERNATIONAL BIRDMAN RALLY)」と呼ばれています。競技の基本ルールは、湖畔の水泳場に設置されたプラットフォームから飛び立ち、湖に着水するまでの飛行距離を争います。滑空機部門の場合、機体の飛行距離は最長でも数百m程度、人力プロペラ機部門では(条件次第で)30km以上も飛べる機体が登場することが稀にあるため、現在ではスタート地点から18kmで折り返すようにルールが定められています。

(3)仙台・七夕まつり紀行(2006年08月撮影)
仙台七夕は、古くは藩祖伊達政宗公の時代から続く伝統行事として受け継がれ、今日では日本古来の星祭りの優雅さと飾りの豪華絢爛さを併せ持つお祭りとして全国に名を馳せています。七夕まつりは本来、旧暦7月7日の行事として全国各地に広まっていました。 仙台七夕まつりでは、その季節感に合わせるため、新暦に1ヵ月を足した暦である中暦を用い、現在の8月6日から8日に開催されています。期間中は、仙台市内中心部および周辺の地域商店街をはじめ、 街中が色鮮やかな七夕飾りで埋め尽くされ、毎年200万人を超える多くの観光客が訪れます。青竹に飾られた和紙と風が織りなす夏の風物詩です。