スイスは数多くの湖、村、アルプスの高峰を擁する、山岳地帯に覆われた中央ヨーロッパの国です。
その都市には中世の歴史地区が残っており、首都ベルンの時計塔やルツェルンの木造の礼拝堂橋
などの建造物が多く見られます。また、スキーリゾートやハイキング コースでも知られています。スイ
スの人口は約780万人、国土面積は4万平方キロメートル余り（ 東京 23区の2倍）でそのほとんど
が山岳地帯です。今回はスイスの五大名峰を訪ねる旅ということで、マッターホルン、モンブラン、ユ
ングフラウ、ミシャベルアルプス、ベルニナアルプス等を訪れました。第１日目は関空発バンコク経
由でイタリアのミラノへ向かいました。第２日目は朝、ミラノ着後、バスでモンテチェルビーノのブルー
湖を訪れましたが、好天にもかかわらず、マッターホルンの山頂は雲に覆われたままでした。その後
バスでアオスタを訪れ、古代ローマ遺跡を散策しました。散策後スイスのテーシュへ向かいました。
第３日目はテーシュよりシャトルトレインでツエルマットへ向かい、ツエルマットよりマッターホル
ンを眺めて、ケーブルカーのてスネガ展望台へ。展望台よりマッターホルンを眺め、ライ湖に
映る逆さマッターホルンも楽しみました。その後、高山植物を楽しみながら歩いてツエルマッ
トまで下山しました。ツエルマットの町では日本食ランチを楽しみ、マッターホルン博物館を見
学、その後ゴルナーグラート鉄道でゴルナーグラート展望台を訪れ、マッターホルンを近くから
見ました。夜はフォンデユディナーとワインの飲み放題。第４日目はテーシュを出て、サースフ
ェーへ。サースフェーを散策しながら、ミシャベルアルプスの景色（名峰ドームやテーシュホル
ン等）を楽しみました。その後バスでフランスのシャモニーへ。シャモニーから名峰モンブラン
を遠望しました。予定ではブレヴァン展望台に向かい、そこからモンブラン山群を展望するは
ずでしたが、ロープウエイの故障で、モンタンヴェール展望台に変更になりました。残念ながら
モンブランは雲に覆われて見えませんでしたが、メール・ド・グラース氷河を楽しむ事が出来ま
した。その後、バスでジュネーブに向かい、ジュネーブでは花時計や大噴水を見物しました。
第５日目はバスでレマン湖畔の世界遺産ラヴォー地区へ。棚田状のワイン葡萄畑とレマン湖
フレンチアルプスの景色を楽しみました。その後、バスでベルンへ。世界遺産のベルン旧市街
や時計塔を見物。その後、バスでグリンデルワルトへ。生憎の雨の中の散策で、アイガーを眺
める事は出来ませんでした。その後、登山電車でラウターブルンネンへ。ここで、ゲーテやワ
ーズワースが絶賛したシュタウブバッハの滝を訪問。その後ユングフラウ地方ウエンゲンのホ
テルへ。第６日目はウエンゲンから登山列車とケーブルカーでアルメントフーベル展望台へ。
残念なが展望台は雲に覆われ、ユングフラウ三山の絶景パノラマは見えませんでしたが、エ
ーデルワイスを始め多くの高山植物に出会いました。その後、ユングフラウ鉄道でユングフラ
ウヨッホ観光へ。残念ながらユングフラウヨッホは吹雪状態で、外界の景色は楽しめませんで
したが、アレッチ氷河の下に造られた氷の彫刻等を楽しみました。第７日目はバスでルツエル
ンへ。ルツエルンではカペル橋、ライオン像、イエズス教会、ルツエルン湖、ホープ教会、旧市
街等を見学。その後、ハイジの郷マイエンフェルトへ。ハイジの家、ハイジの泉、ハイジ博物館等
を見物。その後、ダヴォスへ移動。第８日目は早朝、タクシーでダヴォス湖を見物。その後バス
でフィリズールへ。ここからレーティッシュ鉄道アルブラ線（２等車）でトゥージスへ。途中、世界
遺産ランドヴァッサー橋を通過。トゥージスからバスでユリア峠を通り、ベルニナディアボレッツア
へ。そこからロープウエイでディアボレッツア展望台へ。展望台からベルニナアルプスとペルス氷
河の雄大な眺めを堪能しました。その後、ベルニナディアボレッツアからレーティッシュ鉄道ベル
ニナ線（２等車）でイタリアのティラノへ。途中、世界遺産ベルニナ線のハイライト３６０度のルー
プ橋を通過。パリユ氷河（滝）やラーゴビアンコ湖も眺めました。ティラノからバスでミラノへ。第９
日目はバスでミラノ市内観光へ。スカラ座前広場、ヴィットーリオ・エマニエル２世のガッレリア、ドゥ
オーモ、ドゥオーモ広場等を見物。その後ミラノからバンコク経由で関空に戻る予定だったが、機体故
障で便がキャンセルとなり、急遽、エアーチャイナ便で北京経由で関空に戻ることになった。第１０日
目のお昼に関空に到着。
